転職の際の志望動機は文章力も判断される材料になります
転職の際に準備する書類として履歴書および過去の経験をまとめた職務経歴書があります。 転職の採用には特に履歴書の「志望動機」の項目は重要な役割を占めています。
なぜ志望動機が重要であるのか、それを説明していきます。
転職ということは社会経験があるということになります。社会人としての基本的な知識、心構え、身だしなみ、そして仕事の職務経験です。
社会人としての基礎知識としてビジネス文章を書く能力も必要です。 それが志望動機の文章を読むことで、その人のレベルがわかるのです。
志望動機は、要点を重点的にピックアップして、それを簡潔にまとめた上で、 上手く自己アピールするような内容にしておく必要があります。
だらだらと長い文章で要点が掴みにくい内容になっていると仕事のレベルが疑われます。 企業としては仕事が出来る社員を採用したいのですから、特に転職は即戦力として期待しています。 まずは書類選考として、職務経歴はもちろんのこと、社会人としての基礎知識や能力も判断するのです。
次に書類選考をパスして、面接することになったとします。 そこでは面談になる訳ですから、資料を見たりすることが出来ません。 予め企業に関しての情報を調べておいたて暗記することです。 そして、その会社に入りたい理由を明確に、すらすら答えられるように何度も 練習しておく必要があります。
例えばですが面接のときの良くある質問は以下の通りです。
「なぜこの仕事をしたいと思ったのですか?」
「なぜこの会社を選んだのですか?」
「この会社でやりたいことはなんですか?」
このような質問を聞かれたときにしどろもどろしていたのでは、
悪い印象を与えてしまいます。初めて訪問する会社へ行った面接は意外に緊張するものです。
しっかり練習した上で面接に挑むのがいいと思います。
会社側は採用するからには、会社の利益につながるような人材に長く勤めてもらいたいと考えています。 会社との相性もありますので、人間性や社風との適性を吟味してくると思います。 そのためにも自分がこの会社でどう働いていきたいのかを明確に受け答え出来るようにしておきましょう。
以下には、志望動機の書き方を例文としてあげてみました。 参考にできるものもあると思いますので参考にしてみてください。
【同業他社に転職する場合の例】
アロマセラピストとして今までの職場ではリーダーを任される立場にいました。
しかし、アロマトリートメントのメニューしか無かったため、他の施術方法などを学ぶ機会がなかなかありませんでした。
貴社にはアロマトリートメントの他にタイ古式やそれにおける研修制度にも力を入れていると聞いているので、私の力がお役に立てると同時にスキルアップも望めると思ったので応募させていただきました。
【異業種に転職する場合の例】
システムエンジニアとして毎日1日10時間以上パソコンに向かう生活、仕事をしてきましたが、アロマトリートメントを受けるようになって癒しと言うものに興味を持つようになりました。
パソコン相手の仕事ではなく人間相手の仕事をしたいと思いこちらに応募させていただきました。
【働く期間にブランクがある場合】
以前は営業として充実した毎日を過ごしていましたが、主人の仕事の都合上、海外に行かなくてはならずやむ無く仕事を辞めなくてはならない状況になりました。
今回主人が日本に戻れることになり、この日本に戻るタイミングを機にまた働きたいと思い、以前と同じ営業職なら今までの経験が活かせるのではないかと思い、こちらを応募させていただきました。